日本の迎賓館の役割を担い誕生した帝国ホテル。その初代会長を務めたのが、日本資本主義の父と言われる渋沢栄一です。新1万円札の”顔”となる渋沢栄一と帝国ホテルの関わりを紹介した企画展が、2022年1月31日まで開催中。また、展示にちなんだ宿泊プランも展開されます。
SDGs視点で読み解く帝国ホテルの歴史
人間、地球及び繁栄のための行動計画、持続可能な開発目標として国際的に採択されたSDGs。17の目標のうちゴール8の「働き甲斐も経済成長も」に注目してみると、東京都は人口1人当たりの県内総生産 (県内総生産/総人口)で全国1位です。
経済発展、そしてSDGs推進の中心地として注目される東京都。その東京都で130年以上にわたり日本を代表する高級ホテルとして、世界中からの賓客をもてなしてきた帝国ホテルの企業理念(国際社会の発展と人々の豊かでゆとりある生活と文化の向上に貢献する)は、現代のSDGsの精神と共通していますね。
企画展示「日本資本主義の父 渋沢栄一と帝国ホテル」を通じて、帝国ホテルの歴史と渋沢栄一氏の功績から、今の世界の課題を解決するヒント(=SDGs達成の鍵)を学べるかもしれません。