日本茶の名産地として知られ、日本三大美肌の湯に数えられる嬉野温泉を有する佐賀・嬉野。日本茶をテーマに茶処をめぐる、新しい旅のスタイル「ティーツーリズム」の最先端地域でもある嬉野に、新たにユニークなコンテンツが加わった。その名も「茶泊」と「茶話」。いったいどんな内容なのか? 嬉野の最新ティーツーリズム事情をお届けする。
SDGs視点で読み解く佐賀県の魅力
人間、地球及び繁栄のための行動計画として、持続可能な開発目標として国際的に採択されたSDGs。17の目標のうちゴール8の「働きがいも経済成長も」に注目してみると、佐賀県は「県内総生産当りの観光消費額(観光消費額/県内総生産)」が47都道府県の中で第4位です。
嬉野の茶師がもてなし上手である理由のひとつとして、長年観光業を通じて人々を楽しませてきた歴史があるからかもしれません。また観光消費額の割合の高さは、それだけ多くの人が佐賀県の魅力に価値を感じている表れだと言えるでしょう。