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上場企業2000社47都道府県
非財務データバンク

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サステナビリティ「3密」ランキング第二弾、「社会保障の密」都道府県ランキング発表!

今般、サステナブル・ラボは、世界の日常を変え、2020年の流行語大賞にもなった概念である「3密」をこれからの日常を指し示すキーワードの1つと捉え、非財務ビッグデータを分析・スコアリングした結果を順位付けした「サステナビリティ3密ランキング」を発表することにいたしました。サステナビリティ3密ランキングとは「環境負荷の密(企業)」、「社会保障の密(都道府県)」、「ダイバーシティの密(企業)」の3つの視点から企業や自治体のサステナビリティをスコアリングしたものです。今回は第二弾として、「社会保障の密(都道府県)」ランキングを発表します。

サステナビリティ「3密」ランキング ~「社会保障の密」スコアの高い都道府県編~

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で、現代社会の都市や経済構造がパンデミックのリスクをはらんでいることが明らかになった一年でした。パンデミックとサステナビリティは本質的に関連していることから、今後ますますサステナビリティの重要性が高まるといわれています。

そのような中、2020年にもっとも世間にインパクトを与えたとして「3密」が流行語大賞に選定されました。今回サステナブル・ラボが発表する「3密」ランキングは、サステナビリティに関する3つの要素をスコア化し順位付けしたものです。

その第二弾となる今回は「社会保障の密」ランキングです。「社会保障の密」スコアは、47都道府県における上下水道普及率や人口一人当たりの衛生費・教育費など、社会保障に関する複数指標を比較可能にするため比率(密度)に変換したうえで解析したものです。社会保障が充実している地域ほどスコアが高くなるように設計しています。本ランキングでは社会保障スコアが高い順に上位20都道府県を掲載します。

サステナビリティ「3密」ランキング【社会保障の密】(都道府県)

順位 都道府県名 スコア
1 高知県 71.48
2 徳島県 68.68
3 鳥取県 66.03
4 岩手県 65.84
5 島根県 65.81
6 山形県 65.10
7 山梨県 63.42
8 福井県 61.17
9 秋田県 57.87
10 富山県 56.63
11 石川県 56.02
12 香川県 55.61
13 福島県 55.19
14 佐賀県 53.74
15 長崎県 53.35
16 大分県 53.19
17 青森県 53.14
18 沖縄県 53.03
19 宮崎県 52.48
20 鹿児島県 52.21

※社会保証が充実している地域ほど高スコア、高順位。

第一位の高知県は、人口一人当たりの衛生費+教育費+生活保護費が全国一位だったほか、人口一人当たりの公園数が二位、人口一人当たりの公園面積および人口一人当たりの水道事業所数三位など、多くの指標で高いスコアを示しトップとなりました。

第二位の徳島県は、人口一人当たりの医師数が第一位、人口一人当たりの衛生費が第二位となり、健康的な生活と公衆衛生サービスの面などで高いスコアとなりました。また人口一人当たりの銀行数も第一位で、ディーセント・ワーク促進の面でも高スコアでした。

第三位の鳥取県は、人口一人当たりの社会教育施設割合が第三位、人口一人当たりの特別支援学校数が第四位となり、とくに包摂的かつ公正な質の高い教育の確保と生涯学習の促進の面で高スコアという結果になりました。

全47都道府県ランキングをご覧になりたい方はぜひお問い合わせください。